ある春の日の午後、念願の伊香保ロープウェイに乗りに出かけた。ガボは伊香保から2-3山超えた町で生まれ育ったがこのロープウェイの存在を知ったのはつい最近のことだ。で、どーしても乗りたくなった。
温泉街側の不如帰(ホトトギス)駅からのアクセスが普通だが、今回は思い出の伊香保スケートリンク側の山頂駅からアクセスすることに。
このスケートリンク、全日本フィギュアスケートジュニア選手権などという大会も開催されたことがあるそうだが、ガボには小学生の頃の苦い記憶しかない。低学年時のスケート教室で2年連続で骨折したのだ。学校では「カルシウム不足の児童が急増...」などと
食生活指導の対象になったらしく、お陰で負けず嫌いの母親に死ぬほど小魚を食べさせられた。しかし同級生達は知っていた。ガボの運動神経は、ほぼ麻痺に近い...と言うことを。大人の認識力の低さを実感したのは果たしてこの頃だったのかも知れない。お陰で骨だけは丈夫だが...余談が長くなった。しかし、どうしてか嫌いになれないスケートとこのリンクを懐かしみながら、いざロープウェイに。
車体(?)に書かれた「天下の絶景」の言葉どおり眼下には温泉街が広がりその先には雪を頂いた谷川連山が。晴天の日の谷川連山はそれはそれは美しい。雪に光が反射し何とも豊かなふっくらとした姿を見せてくれるのだ。あっという間の4分間。まぁ、このくらいで
ちょうどいいのか?降車後、散歩。御用邸跡から橫手館の前を通り石段街へ、お雛祭りを遠に過ぎていたが3月なのだ。正統派の観光地よろしく雛の顔出しコンパネで記念写真。正直楽しい。
温泉街特有の寂れた情緒を満喫しながらの散策はなんとも楽しい。デズニーランドや大型ショッピングセンターでは味わえないこの情緒。温泉街とはこれでいいのだ。うーん?こんな温泉街があってもいいのだ。いや、これだからガボは伊香保が好きなのだ。ヒマがあれば足を運んでしまうのだ。。。まぁ、この日はやや連休の最終日だったので観光客でかなり賑々しかった。やはり伊香保を満喫しようと思ったら平日なのだ。準ジモピーくらいの関係が気に入っているのかも。

黄金の湯源泉にある「伊香保露天風呂」でひと風呂浴びることに。左で疲れているのは愛猫ヒメの飼い主。そんなに歩いたか?たまにの伊香保仕事がハネたら立ち寄るこの露天風呂は、由緒正しい湯治場よろしく石鹸やシャンプーは使用禁止。ブーイングをクチにする女性客もいるが日常のお風呂としての機能を求めるなら石段の湯など他の立ち寄り湯に行けばいいのだ。そんなブーイングやオンナならではのヘルスケアーの話などに耳を傾け、ゆっくりと鉄臭い湯に浸かる。黄金の湯は草津や万座の湯とは違いさらっと鉄臭い。肌にハリがでる。後でシャワーを浴びると水滴がタマになって若かりし頃の肌を彷彿と...ちょっとウレシイ。
入浴後は総合カウンター(写真上)の向かいにある源泉噴射ドームの東屋で一服。タバコを飲まないヒメの飼い主は風呂上がりに持参した饅頭を食っていた。写真右は噴射(湧いている?って感じ)ドームと温泉博士ベルツの胸像。こんな胸像なかったぞ? 寂びの風景の中でひときわ眼をひいた。そして同じコースで帰路についたワケだが、ロープウェイは15分おきに運行しているのでなかなか便利。
今回は突然の午後からの小旅行だったが、これがなかなか楽しかった。朝から行ったらもっと散策できただろうが、そんなやる気で行ってもねっ。脱力小旅行、また行こう。
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